大山への通り道・道玄坂

円山町の歴史, 料理長たより

こんにちは、わだつみ円山町です。

わだつみがある円山町・道玄坂エリアは、
昔から130年ほど前から花街として栄えてきました。

わだつみの建物もそのころに作られた芸妓置屋を改築して使用しています。
さて円山町の歴史については先日ご紹介しましたが、
本日は道玄坂についてご紹介したいと思います。

まず現在の道玄坂ですが、
居酒屋がひしめき合う通りとして若者でごったがえしていますよね。

かつては、江戸から大山まで向かう街道として機能していました。
道玄坂の名前には諸説あるようです。

1つは、
道玄庵というという寺の名前からきているという説。
これは徳川家康が残した文書にも「どうげん庵」とあることから
有力な説なようですね。

もう1つは、
大和田太郎道玄という山賊がこの地に棲みついたことから
道玄坂と呼ばれるようになったと。
江戸名所図会よいう書物にははっきり残されているんです。
山賊がいるような坂絶対行きたくないですけどね。

道玄坂は大山街道を通る人たちが買い物するための店が出来始め、
商いの坂道として少しずつ発展していきました。
本格的に発展しだしたのは、
前述にある1887年のころですね。

遊郭として栄えていた時代に行ってみたかったものです。
遊ぶだけの財力は持ち合わせてないのですけれど。

円山町わだつみで当時のの華やぎに思いをはせながら、
彩り豊かな日本料理を召し上がるのはいかがでしょうか。

最後におなじみの宣伝をしつつ。
お待ちしております。